豆板醤の自家製作

皆さん、お家で豆板醤を作ったことはありますか?
実はこれ、とっても簡単!
いつも旬の「そら豆」が出回ると“ちょちょっと”作る。
当たり前の存在なのに、今までレッスンで取り上げたことはありませんでした。
皆さんからのリクエストにお応えして、今回初めて「豆板醤作り」のレッスンを開催。
感覚に頼って作っていた自家製豆板醤の作り方を、この機会にレシピという形にできました。

自家製の豆板醤の旨みや特徴を、市販のものや手作りでいただいたものを食べ比べ。
違いとその理由について考えながら。

自家製豆板醤は、旨みが濃く、使った料理の味を引き立てます。
『調味料として使うのに適した豆板醤』といった感じです。
・食材の栄養価、旨みを余すことなく使いたいから、茹でずに蒸す
・旨みを増したいから麹の割合を増やす
などなど、長年の味噌作りで体得したことが豆板醤作りでも活かされています。

もう一つ、
塩麹で作る、寝かせ時間なしで、直ぐに美味しく使える豆板醤の作り方も生み出しました(笑)

麹と塩を先に熟成しておき、他の材料と加えて、旨味を増す。
これって、パン作りのサワー種の手法と一緒。
発酵の世界って面白い、全て共通するものがある。
微生物のなす仕業ですからね、全て。
と、和恵ワールドへ誘われてしまう、、、(笑)

  • 本日のメニュー

・「自家製豆板醤の熱々ドレッシングと春菊サラダ」
・「豚しゃぶの自家製豆板醤香味ソースがけ」
・「自家製豆板醤のピリ辛スープ」

 

これらのメニューは全て、お野菜たっぷり、体が喜ぶものばかり。

豚肉は、信頼のおけるアーク牧場からのお取り寄せ。
そしてご飯は、醗酵玄米ご飯!
「教えることが最大の学び」を実感した今回のレッスン。
これからも皆さんと一緒に、季節の食材とともに、素敵な時間を過ごすことが楽しみです。

深田和恵