木曽木曽の旅〜蔵・樽・桶をめぐり発酵を食す(1日目)

新宿から「あずさ」に揺られて、木曽福島へ。

新緑と山藤、遠くには残雪のアルプスを望む、美しい景色に癒されながらの発酵旅が始まりました。

まず訪れたのは「こうじキッチンこぎちゃん」 さん。
全てに麹を使ったランチプレート頂きながら、池田糀店の
社長の唐沢さんによる「池田の糀」についての丁寧なレクチャーに、糀への深い愛とこだわりが溢れていて、学び多き時間。
木桶で米を蒸し、手で冷却、手で手入れ——この“手の技術”こそが発酵の真髄。

次に訪れた「ひのき精香」では、木曽ヒノキの精油づくりを見学。
伊勢神宮の御神木が、ここ木曽の檜だと知り、またひとつ命の循環に触れた気がします。
今年は20年に一度の伊勢神宮の立替の御神木奉賛の年に当たり、他界した両親が担った全ての祭りを担当することになり、資料もなくて、手探り状態で準備しているとのこと。
お風呂に精油を数滴…至福の時間です

さらに「中善酒造店」で御嶽山の伏流水を使った日本酒をテイスティング。
澄んだ味わいと共に、土地の風土を五感でいただきました。

 

夜は「山みず季 URARAつたや」さんで懇親会。
美しい器に盛られた季節の恵みを味わいながら、語らいと笑いに包まれた時間を過ごしました。

どの瞬間も、「食」がつなぐ命と人、土地の力を感じる時間でした。

   

 

   

ご案内くださった池田糀店の唐沢社長をはじめ、関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。

明日もまだまだ、木曽の発酵旅は続きます


ひのき精香(株)http://www.k-sylvan.com 
中善酒造店 https://nakanorisan.com

山みず季URARAつたや https://www.kisoji-tutaya.com 
木曽福島訪ねる際は、ぜひ、お立ち寄り下さい!